『原点、大盛り、チャーシュー厚め、メンマ抜き。』#1
僕には、大好きなラーメン屋がある。
西中島南方の近所にある、とあるラーメン屋だ。
その店は、高確率で並ぶ。
平均的に40分は並ぶ。かなりの人気店だ。
店内のBGMはMr.Children1択だ。
ライブ映像も流れている。
実は僕も少し影響を受けている。
時間さえあれば電車に乗って、そこのラーメン屋にいく。
家から、だいたい30分くらいでいける、自転車なら、20分だ。
ちなみに会社からは20分くらいだ。
だいたい、仕事が終わるのは20時〜22時くらいだ。
閉店時間が23時で、チャーシューが終わり次第営業終了だ。
移動時間を考慮しても、ギリギリだ。
(ちなみに、休業日は第二・第四月曜と日曜のはず・・・)
※2016年時点
仮に仕事が22時に終わったとしても、最寄りの駅まで10分、電車で10分。
22時30分に到着したとしても
チャーシューがなくなって営業時間を終えてる可能性がある。
そんな、確実に食べれるか食べれないかわからない状況の中
僕は、時間があれば出向いている。
そこまでして食べたいのだ。
そのラーメンを食べることが、僕にとって幸せなのだ。
お店について
ちなみに、この写真は2015年12月の写真だ。
お分かりだろうか?
一目見ただけでわかるように
クリスマスツリーを出すあたりが、風情を大切にしている証拠だ。
どんな忙しい時も、四季を楽しむ余裕を感じる。
この余裕こそが、おもてなしだ。
ちなみに、この日も大行列だったのだ。
これは、クリスマスツリー越しの店を見ながら黄昏ている彼女だ。
お分かりだろうか?
彼女の切ない視線。
あー、早く入りたい。寒い。早く入りたい。
心の声がまる聞こえだ。
12月の外はご想像の通り寒い。とにかく寒い。
もしサンタがいるのであれば、毛布と暖かいスープをお願いしただろう。
ちなみにこのラーメン屋に、昨年(2015年)僕は約100回来店した。
ちなみに週に2回、多い時で3回いってる。
月計算すると・・・月8日〜12日
年計算すると・・・月8日✖︎12ヶ月=96回
つまり、最低96回は行ってるのだ。
そして僕は、96回同じメニューを頼んでる。
信じられない話かもしれないが、
もはや、ルーティン化しているのだ。
イチロー選手がバットを相手に立てるように、
前田投手が前健体操をするように、
僕は、その店に行くと必ず決まって・・・
『原点、大盛り、チャーシュー厚め、メンマ抜き。』
という。
このセリフを流れるように言うのがポイントだ。
これは、僕にとってルーティンなのだ。
ちなみに先に断っておくが、ラーメンのメニューは3種類ある。
勘違いしないで頂きたいのが、3種類食べた上で
僕は自分のルーティンを見つけたのだ。
『原点、大盛り、チャーシュー厚め、メンマ抜き。』
というルーティンを。
そしてそれは今も継続している。
ここまで、読んで頂いてありがとうございます。
どうか、もう少し・・・付き合って頂きたい。
行ってみたいけど並ぶのが苦手な、あなた。
寒い、もしくは暑いのが苦手な、あなた。
画像だけみたい、あなた。
今回は特別大サービス!
そんなあなたの為に、お見せしよう。
1
2
3
これだ。。
ドーーーーン!!!
なんてこった、これは芸術だ。
実に食べるのが惜しい。
卵のつるつるを際立てせてる、店のライティング。
出汁から、ひょっこり顔を出しているチャーシュー。
まるで、日本酒を嗜みながら温泉に浸かっているようだ。
実に気持ちよさそうだ。
もう一度言うが、実に食べるのが惜しい。
こいつを見ながら、マッコリをクゥゥっとやりたいくらいだ。
おっと
なぜ、マッコリなのか!?
理由は簡単だ。
僕の大好きなお酒だからだ。
さらに追い打ちをかけるかの如く
僕のラーメン愛を証明するために
とある、画像を4枚添付しよう。
お分かりだろうか?
iPhoneを開けば、愛しのラーメンだ。
僕にとっては、愛しのエリーだ。
エリー マイラバー エリー♪
おっと、話が逸れてしまった。
つまりだ。
この決まり切った、セリフ
『原点、大盛り、チャーシュー厚め、メンマ抜き。』
このセリフを実に僕は、最低96回は言っている。
「原点、大盛り、チャーシュー集め、メンマ抜き」
これは魔法の言葉だ。
これを発するたびに、不思議な気持ちに包まれる。
この言葉を唱えるだけで、安心感がある感じ。
そして長蛇の列を制した者だけが発言できる権利。
例えるならハリポタで言う
「ウィンガーディアム・レビオーサ(Wingardium Leviosa)」だ。
このセリフは、ハリーしか言えない。
そう、ホグワーツ魔法魔術学校に通っているハリーしか言えないのだ。
「原点、大盛り、チャーシュー集め、メンマ抜き」
一見、何の意味を発さない言葉に聞こえるが
私には、戦場で戦った猛者の喜びの歌に聞こえるのだ。
えっ?聞こえるわけがない?
ふ。
話を戻そう。
世界のイチローの言葉を借りるなら
夢や目標を達成するには一つしか方法がない。
小さなことを積み重ねること
彼の言葉を心に刻みながら
僕も2015年一つひとつ積み重ねた。
実に、1年の1/3を、そのラーメンに捧げた。
結果
店の方に覚えられ、僕が注文しなくてもメニューが通るようになった。
実に嬉しいことだ。これは嬉しいことだ
大人になったからには、行きつけのお店を一つや二つ持ちたい。
それを一つ叶えれたことが、嬉しい。
そして
同時に別の方向から考えてみた。
96回行ったことで
店の方に覚えられ、僕が注文しなくてもメニューが通るようになった。
でななく・・・
101,600円投資したことで得れた結果なのではないか!?
※内訳
800(価格)+ 100円(大盛り)+ 150円(替え玉)=1,050円
1,050円 × 96回=101,600円
そんなに支払ってたのか!?
10万近く支払っていた事実に驚きを隠せない。
同時に、少し誇らしげに思える自分もいる。
これを機に、2016年も通い続けたい。
いつか、お店側から僕だけのメニューを提案されるまで通い続けたい。
今年は、そんなに行けていないが・・・
西中島南方に寄った際は・・・
『人類みな麺類』へ
(ちなみに、休業日は第二・第四月曜と日曜のはず・・・)
ラーメンとミスチルと行列が楽しめるお店です。
PS
ご存知の方は少ないかもしれないので、一応紹介しておくが
店長は『和寿』だ。
ちなみに、今は副店長に降格したらしい。
世知辛い世の中だ。
なぜ、降格したのか?理由を聞いてみたが
どうやら、不明らしい。
『和寿』、社会とはそんなものだ。と毎回呟くようにしている。
頑張ろう、『和寿』